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第24話 新たなる人生のスタート(Aさん29歳 OL)
岐阜地方情報誌2004年12月掲載
12月のはじめ、彼女は僕のクリニックを訪れた。カウンセリング室に入ってきた彼女は、身長160cmくらいで少しふっくらとした優しい感じで、周りの人達を癒してくれるような、そんな雰囲気のある女性だった。
相談内容のところに何も書いてなかったので
岩本「どのようなご相談ですか?」 と僕が尋ねると、彼女は
Aさん「先生、私何をしたらいいですか?」 「どうしたらきれいになりますか?」 と逆に質問された。
実はそのように言われるのが一番困る。なぜなら、その方が気にも留めていなかった部分の事を言ってしまう恐れがあるからだ。
岩本「例えばどこの部分ですか?」
Aさん「目も 鼻もアゴも気になるし、胸も小さいし、下半身デブだし、とにかく全部です。」
と彼女は言った。多分、彼女は手術はしないだろうと僕は感じた。美容手術を受ける人は、来院時点でやりたいことがはっきりしていることが多い。彼女のように、全部が気になるからいろいろやりたいという人は、実は美容手術に対する興味だったり、やりたいことが決め切れなかったりする場合が多い。しかし、カウンセリング、相談だけでも美容外科医の大切な仕事である。僕は彼女の気になるところすべてについて、ここはこういう手術があるとか、こうするとこういう感じになるという事を、時間を掛けて丁寧に説明した。
彼女は時折、わずかに質問を交えながら僕の説明にうなづいていた。すべての説明が終わった時、彼女は、
Aさん「お願いします。」
岩本「えっ?」
Aさん「全部お願いします。」
僕は確かめるように
岩本「全部やるんですか?」
Aさん「はい全部です。」
彼女はクリニックに来た時点で全てを行う事を決意しているようだった。
岩本「Aさん、美容手術はなるべく人に気づかれないように少しずつ変えるのがいいですよ。これだけやれば絶対周りに分かるし、それよりも、今の優しい雰囲気が変わってしまい、別人になってしまいます。親も判らないほど変わるかもしれません。」
Aさん「いいんです。そうなりたいんです。」
彼女の気持ちは変わらなかった。
手術は3日間かけて行った。彼女は一度も痛いとか苦しいとか言わず、本当によく頑張った。もちろん僕もベストを尽くした。手術内容は、 目の切開法 ・ 目頭切開。鼻のプロテーゼ (鼻筋を通す) ・鼻尖縮小 (鼻先を小さく)。 アゴのプロテーゼ。 豊胸術。 脂肪吸引 (大腿 ・ おしり ・ お腹)。総費用300万を超える手術であったが、手術は無事成功し、術後の経過も問題なかった。
3ヶ月位してからだろうか・・・彼女が再び脱毛で来院してくれた。” 少しふっくらとした優しい感じ ” の彼女の印象は、” 都会のキレイなお姉さま ” へと一新していた。自分でも一生懸命頑張ってダイエットしたのだろう、脂肪吸引していない部分もスマートになっていて、まるで別人だった。ウエストのくびれと豊かな胸が、彼女の都会的なセンスのいい洋服のラインをグッと引き立てていた。
僕は以前の彼女の雰囲気も好きだったが、今の彼女の新しい笑顔も、より一層素敵だなと思った。
12月のはじめ、彼女は僕のクリニックを訪れた。カウンセリング室に入ってきた彼女は、身長160cmくらいで少しふっくらとした優しい感じで、周りの人達を癒してくれるような、そんな雰囲気のある女性だった。
相談内容のところに何も書いてなかったので
岩本「どのようなご相談ですか?」 と僕が尋ねると、彼女は
Aさん「先生、私何をしたらいいですか?」 「どうしたらきれいになりますか?」 と逆に質問された。
実はそのように言われるのが一番困る。なぜなら、その方が気にも留めていなかった部分の事を言ってしまう恐れがあるからだ。
岩本「例えばどこの部分ですか?」
Aさん「目も 鼻もアゴも気になるし、胸も小さいし、下半身デブだし、とにかく全部です。」
と彼女は言った。多分、彼女は手術はしないだろうと僕は感じた。美容手術を受ける人は、来院時点でやりたいことがはっきりしていることが多い。彼女のように、全部が気になるからいろいろやりたいという人は、実は美容手術に対する興味だったり、やりたいことが決め切れなかったりする場合が多い。しかし、カウンセリング、相談だけでも美容外科医の大切な仕事である。僕は彼女の気になるところすべてについて、ここはこういう手術があるとか、こうするとこういう感じになるという事を、時間を掛けて丁寧に説明した。
彼女は時折、わずかに質問を交えながら僕の説明にうなづいていた。すべての説明が終わった時、彼女は、
Aさん「お願いします。」
岩本「えっ?」
Aさん「全部お願いします。」
僕は確かめるように
岩本「全部やるんですか?」
Aさん「はい全部です。」
彼女はクリニックに来た時点で全てを行う事を決意しているようだった。
岩本「Aさん、美容手術はなるべく人に気づかれないように少しずつ変えるのがいいですよ。これだけやれば絶対周りに分かるし、それよりも、今の優しい雰囲気が変わってしまい、別人になってしまいます。親も判らないほど変わるかもしれません。」
Aさん「いいんです。そうなりたいんです。」
彼女の気持ちは変わらなかった。
手術は3日間かけて行った。彼女は一度も痛いとか苦しいとか言わず、本当によく頑張った。もちろん僕もベストを尽くした。手術内容は、 目の切開法 ・ 目頭切開。鼻のプロテーゼ (鼻筋を通す) ・鼻尖縮小 (鼻先を小さく)。 アゴのプロテーゼ。 豊胸術。 脂肪吸引 (大腿 ・ おしり ・ お腹)。総費用300万を超える手術であったが、手術は無事成功し、術後の経過も問題なかった。
3ヶ月位してからだろうか・・・彼女が再び脱毛で来院してくれた。” 少しふっくらとした優しい感じ ” の彼女の印象は、” 都会のキレイなお姉さま ” へと一新していた。自分でも一生懸命頑張ってダイエットしたのだろう、脂肪吸引していない部分もスマートになっていて、まるで別人だった。ウエストのくびれと豊かな胸が、彼女の都会的なセンスのいい洋服のラインをグッと引き立てていた。
僕は以前の彼女の雰囲気も好きだったが、今の彼女の新しい笑顔も、より一層素敵だなと思った。









