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第13話 ただれたまぶたの女の子(Cさん15歳 学生)
岐阜地方情報誌2005年2月掲載
3月の初め、彼女は制服でクリニックを訪れた。二重の相談でカウンセリングの後すぐに手術を希望していた。さっそく診察しようと彼女を見ると、アイプチとお化粧で元の眼(まぶた)がどうなっているか全くわからない状態だったので、まず洗顔して眼のアイプチと化粧を落としてもらった。
そして再び診察室に入ってきた彼女を見て、僕は思わず聞いた「いつからそんなんなの?」。
彼女のまぶたはまさに、真っ赤っ赤のカサカサ、カチカチ状態で少しただれているような感じもあり、痛々しかった。
Cさん「一週間くらい前から、2日前から特にひどいかなぁ」
とあまりにもあっけらかんと言われてしまった。僕は言った。
岩本「Cさん、今日はちょっと手術は無理かな。今のまぶたの状態だといい仕上がりにならないよ。二重の手術は、手術の前に完成の状態を(特殊な器具を使って)シュミレーションして、君に見せてあげられるんだけど、今のカサカサ、カチカチ状態のまぶたでは、正確なラインを示すことができないんだよね。無理に手術をすれば、完成は全く違うラインになりかねないし、まぶたが荒れている分、出血したり、腫れが強く出ることもあるよ。だから10日間だけアイプチをしないでくれないかなぁ。そうしたらまぶたの荒れも治るし、皮膚がやわらかくなれば正確な手術ができて、仕上がりもバッチリだから。とにかくしっかり手術をすることが一番大事だからね。絶対アイプチをしたらダメだよ。また手術ができなくなっちゃうからね。」
彼女は理解し、納得してくれたようだった。少しがっかりした様子だったが、彼女は手術の予約を入れて帰っていった。
約束の10日後、彼女は時間通りにクリニックに来た。洗顔も終わり僕は彼女を見て思わず、
岩本「ど、どうして・・・もしかしてアイプチしちゃったりした?」
Cさん「うん。」
彼女のまぶたは10日前に見た時よりもひどい状態になっていた。どうしてもっと自分のまぶたを大切にしてくれないのかなぁと思いながらも、まぶたがひどくなっていくのにアイプチをやり続けた彼女の気持ちも理解しなければならないと思った。
岩本「Cさん、予定通り今日オペしよっか。」
彼女は小さくうなずいた。しっかり正確な手術をすることより、もう彼女に明日からアイプチをさせない事の方が大切だとその時思った。
岩本「今日オペをすると、もしかして左右差が出たり、希望のラインと違ったりするかもしれないけど、その時はちゃんとまた僕に診せてね」
Cさん「はい。」
手術は通常よ
り少し時間がかかったが無事終了した。一ヵ月後僕が心配していた通り、左右の目頭側のラインの出方が違うために修正手術をすることとなったが、それも問題なく終わり今はまぶたの腫れもなくきれいなパッチリ二重になっている。
彼女はあいかわらずあっけらかんとしていた。
3月の初め、彼女は制服でクリニックを訪れた。二重の相談でカウンセリングの後すぐに手術を希望していた。さっそく診察しようと彼女を見ると、アイプチとお化粧で元の眼(まぶた)がどうなっているか全くわからない状態だったので、まず洗顔して眼のアイプチと化粧を落としてもらった。
そして再び診察室に入ってきた彼女を見て、僕は思わず聞いた「いつからそんなんなの?」。
彼女のまぶたはまさに、真っ赤っ赤のカサカサ、カチカチ状態で少しただれているような感じもあり、痛々しかった。
Cさん「一週間くらい前から、2日前から特にひどいかなぁ」
とあまりにもあっけらかんと言われてしまった。僕は言った。
岩本「Cさん、今日はちょっと手術は無理かな。今のまぶたの状態だといい仕上がりにならないよ。二重の手術は、手術の前に完成の状態を(特殊な器具を使って)シュミレーションして、君に見せてあげられるんだけど、今のカサカサ、カチカチ状態のまぶたでは、正確なラインを示すことができないんだよね。無理に手術をすれば、完成は全く違うラインになりかねないし、まぶたが荒れている分、出血したり、腫れが強く出ることもあるよ。だから10日間だけアイプチをしないでくれないかなぁ。そうしたらまぶたの荒れも治るし、皮膚がやわらかくなれば正確な手術ができて、仕上がりもバッチリだから。とにかくしっかり手術をすることが一番大事だからね。絶対アイプチをしたらダメだよ。また手術ができなくなっちゃうからね。」
彼女は理解し、納得してくれたようだった。少しがっかりした様子だったが、彼女は手術の予約を入れて帰っていった。
約束の10日後、彼女は時間通りにクリニックに来た。洗顔も終わり僕は彼女を見て思わず、
岩本「ど、どうして・・・もしかしてアイプチしちゃったりした?」
Cさん「うん。」
彼女のまぶたは10日前に見た時よりもひどい状態になっていた。どうしてもっと自分のまぶたを大切にしてくれないのかなぁと思いながらも、まぶたがひどくなっていくのにアイプチをやり続けた彼女の気持ちも理解しなければならないと思った。
岩本「Cさん、予定通り今日オペしよっか。」
彼女は小さくうなずいた。しっかり正確な手術をすることより、もう彼女に明日からアイプチをさせない事の方が大切だとその時思った。
岩本「今日オペをすると、もしかして左右差が出たり、希望のラインと違ったりするかもしれないけど、その時はちゃんとまた僕に診せてね」
Cさん「はい。」
手術は通常よ
り少し時間がかかったが無事終了した。一ヵ月後僕が心配していた通り、左右の目頭側のラインの出方が違うために修正手術をすることとなったが、それも問題なく終わり今はまぶたの腫れもなくきれいなパッチリ二重になっている。彼女はあいかわらずあっけらかんとしていた。








