ホームひとりごとタイム二重の手術を受ける時に皆さんが一番気になること(Aさん18歳学生)
・・今回は二重の手術を受ける時に皆さんが一番気になる事をおこたえします。

 毎年この時期になると、この春中学や高校を卒業する女の子の二重(埋没法)の手術が多くなります。先日とても嬉しい事がありましたので、咲楽(岐阜の地方紙)をご覧の皆さまにご紹介したいと思います。

 今年高校卒業の女の子がお母さんと一緒に二重の希望で来られました。僕はお母さんの顔を何となく覚えていたので

 

岩本「以前何かでいらっしゃいましたかね?」
とお尋ねすると

 

Aさんの母「はい、だいぶ前にこの子のお姉ちゃんを二重にしてもらいました。」
と言われました。

 僕はすぐにその時の事を思い出しました。そのお姉さんの事は覚えていないのですが、今目の前にいる女の子の事はよく覚えていました。6年前そのお姉さんの二重の手術の時に一緒について来て、手術が終わったお姉さんを見て

 

Aさん「私もやりたい、手術する!」
と言ってだだをこねてお母さんを困らせていたような気がします。
 

Aさんの母「あなたはまだ早いから、どうしてもやりたかったらお姉ちゃんみたいに高校卒業してからにしなさい!!」
とお母さんに言い聞かされ、パッチリ眼になってニコニコしているお姉さんを羨ましそうに見ながらクリニックを後にして行ったのをよく覚えています。

 あれから6年、小学校6年生だった女の子が高校3年になり、念願だった二重の手術を受けに僕のクリニックに来てくれました。僕は嬉しくなって
 

岩本「Aさん、覚えている?あの時ぐずってたね~(笑)」とか「Aさん、結構だだこねてたね~(笑)」
とかついつい診療とは関係の無い話をしてしまい、彼女も照れくさそうに笑ってうなずいていました。どうやら彼女もその時の事を覚えていたようです。長年のアイプチで少しまぶたにタルミが出ていましたが、何とか彼女の希望する二重が出来ました。
 彼女は4月から看護師さんになる学校に行くそうです。彼女の新しい出発のために少しでもお手伝いができて、医師としてとても嬉しく思います。

 二重に関する電話での問い合わせや、カウンセリングの時に必ずといってよい程よく質問される事柄がありますので、その件に関して少しお話したいと思います。

 

【二重の保証について(埋没法)】
 ここでいう保証と言うのは、二重が外れた時の対応の事です。その前に二重が外れるという状態は皆様お分かりになりますでしょうか?それは二重のラインが薄く(弱く)なったり元の状態に戻ってきたりすることです。よく糸が切れたり、糸が外れたりする事によって元に戻ると思われている方がいますが、糸が切れたり外れたりするような事はありません。二重が元に戻っても糸は小さなゴミのようにずっとそこにあるのです。
 二重(埋没法)が外れる原因として、僕は主に3つの要因が考えられると思います。

(1) 元々埋没法では無理。
(2) 本当は埋没法で大丈夫なのだが医師の技術が悪い。
(3) 本当は埋没法で大丈夫なのだが外的な力を与えすぎ

(1) はまぶたが腫れぼったい(脂肪・筋肉が厚い)、まぶたのタルミが多い、眼の開きが悪い(下垂)、眼の上がくぼみが強い、蒙古ヒダの被りが大きい、無理な広い幅のラインで行ったなど、これらのどれか一つでもあれば埋没法は難しくなります。アイエス美容クリニックではそのあたりをカウンセリングの時にしっかり説明させて頂き、なるべくその方のまぶたの状態にあった手術方法をおすすめしていますが、やむ終えず埋没法を選ばれる場合は、大体どれぐらいで外れてくるかをもお話しています。

(2) 医師が代われば解決します。

(3) の理由は意外に多く、その事に気づいていない人も多いのでここでしっかりとお話したいと思います。例えば化粧を落としたり、眼がかゆい時などに強く擦るとか、二重のラインがあるのに別の位置にアイテープをしてしまうとか、コンタクトの出し入れの際に上まぶたを強く引っ張るとかなどです。眼科やコンタクトの検診の際も、まぶたの裏を見られる時に引っ張られるとそれが原因で外れる可能性があります。ただこれらの理由は気をつければ防ぐことが出来ますので、二重(埋没法)をされている方は少しこの事を頭に入れて置いていただければと思います。

 そこで埋没法が外れた時の事ですが、(1)の理由なら何度埋没法をやっても難しいでしょう。当院では再び埋没法をやる事はあまりおすすめしていません。数年でも経過していると手術条件がさらに悪くなっている(タルミがさらに増している)事も多く、さらに早い段階で外れることが多いからです。
(2)、(3)の理由ならばしっかりとやり直せばもう一度埋没法でも大丈夫でしょう。それにはまず一度リセットが必要です。小さなゴミとして存在している糸を取り去らねばなりません。埋没法はラインが無くなってしまっても、残っている糸によって部分的に癒着や引きつれが存在しているところがあります。それが今度新しくラインができようとするのを邪魔することがあります。前の癒着や引きつれ・瞼板という部分の変形が強ければ、糸を外してからもう一度埋没法をするまでに一週間ほど時間を置くこともあります。従って再手術には前回以上の手間暇をかけなければなりません。この様にアイエス美容クリニックではできる限りしっかりとやり直しをしたいという理由により、埋没法のやり直しは有料(抜糸代はいただかないこともあります)とさせて頂いております。

 基本的に二重のラインというのは、タルミやくぼみなど加齢による変化によって幅が広くなったり狭くなったり、ラインが深くなったり浅くなったりするものです。それは手術をやっているやってないに関わらず必ず変化していきます。その人にとって20歳の頃は埋没法で大丈夫だったのが、30歳では無理な場合もあります。また人によっても違います。ある人は50歳でもタルミもほとんど無く埋没法が可能なのに、別の人は20歳でもまぶたのタルミが強く皮ふをかなり切除しなければならない人もいます。アイエス美容クリニックでは1人1人まぶたを正確に診察させて頂き、その方の状態や年代、これから予想される加齢による変化をも考えて眼の診療にあたっています。

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